木は燃えにくい !?

 木は燃えるというのが私たちの常識です。確かに、焚き火で使う薪や薄い板はよく燃えます。しかし、ログハウスに使われるような断面が大きくて厚みのある木材は、火事で燃えても表面全体が炭化層(炭素の層)になるため、壁内部への酸素の供給が遮断されて芯まで燃えるにはとても時間がかかるのです。しかも、新建材のように有毒ガスを発生する心配もありません。2階までログを積むTALOの総ログ仕様なら、さらに安心と言えます。
  以前はログハウスを住宅地に建てるには、外壁をサイディングなどで覆わなければならないと定められていました。TALOでは独自に耐火実験を行い、ログハウスの耐火性能の高さを実証しました。1999年に「20分防火認定」を取得後、「30分防火認定」、「45分準耐火認定」も取得。いまでは一定規模までの建物であれば、防火地域でもログ壁のままで建築が可能になったのです。さらに2013年11月には、ログ業界で最も薄い壁厚で「60分準耐火認定」を取得しました。


耐火実験の様子

木は燃えにくい !?
下の建物は3年ほど前に火災に遭ったログハウスです。2階のコタツのコンセントから出火しましたが、幸いにも2階の一部の延焼で済みました。駆けつけた消防からは、全焼に至らなかったことに驚きの声もあがったそうです。火災後は延焼した部分を補強し、左官仕上げや塗装仕上げを行ない、すっかり生まれ変わりました。
群馬県S様邸

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