総ログ®ってなに?
せっかくのログハウスが“混構造”の建物ではもったいない!
2階や妻壁にもログを積む工法をTALOでは「総ログ」と呼ぶのですが、すべてのログハウスが「総ログ」とは限りません。多くのログハウスが「ツーバイフォー工法」や「在来工法」といったログとは異なる工法で仕上げられています。ですが、せっかく建てるログハウスが、他の工法との「混構造」というのは、じつにもったいないと私たちは考えます。なぜなら、ログハウスの持つ優れた居住性を、最大限に引き出すことができるのが「総ログ」だからです。さらに、1棟のログハウスを建てるのに使われる木の量は、総ログの場合、在来工法の3~4倍と言われます。TALOのログハウスは創業以来、一貫して2階までしっかりとログを組む本物の「総ログ」を基本としています。
※一部例外あり
TALOログハウスでは木の収縮により起きる独特の現象「セトリング」への対策もきちんと施されています。
総ログ®にこだわる理由は?
ログハウスならではの素晴らしい居住性を2階にも!
耐震性能、蓄熱性能、断熱性能、耐火性能、調湿性能…。ログハウスは数多くの優れた居住性能を持った建物です。私たちは2階までログを積む「総ログ」にすることで、ログハウスならではの素晴らしい居住性を1階だけでなく2階(ロフト)でも実現したいと考えています。それが“総ログ・総2階建て実績NO.1”というTALOログハウスのこだわりなのです。
地震に強い家
壁式構造であるログハウスは地震のような大きな外力がかかると、壁全体で力を受けて分散します。これは1本1本のログ材が微妙にずれ動くことで力を吸収し、揺れを軽減するのです。2007年に日本ログハウス協会が行った世界初の実物大ログハウス振動実験では、阪神・淡路大震災並の振動(マグニチュード7.3、震度7)を与えたところ、建物が数mm傾き、数カ所に亀裂が入った程度の被害でした。現在、TALOでは建築基準法の1.25倍の地震力を想定した「耐震等級2」、または住宅性能表示の最高等級である、建築基準法の1.5倍の地震力を想定した「耐震等級3」に相当するログハウスの設計も可能です。
※等級の条件に応じて設計変更が必要な場合がございます。
総ログ®・総2階建て実績 No.1
総2階建てを可能にする新告示にも活かされたTALOの実績
2002年5月、丸太組構法の新しい告示が施行され、それまではロフト(小屋裏利用)しか許されていなかったログハウスの総2階建てが可能になりました。この新告示に先立つ1999年、TALOではすでに強度実験や高度な構造計算によって総2階建てシステムの認定を取得しており、現在までに、建築実績700棟以上もの総2階建てログハウスを手がけてきました。ログハウス独特の現象「セトリング」への対策もきちんとクリアされています。
これは業界ナンバーワンの実績であると同時に、こうしたTALOの実績が新告示にも活かされています。
総ログ®・総2階建てで広がる生活空間
ログハウスといえば、屋根裏部屋や大屋根スタイルの家を思い浮かべる人も多いかもしれません。「総2階建てはログハウスらしくないからイヤ」という声も。けれども、2階部分にログを立ち上げると生活空間は格段に広がります。バランスがとれた高さにすれば、ログハウスらしさを失わず、2階の空間を広げることが可能です。もちろん住宅地でも違和感のないモダンな総2階建てログにすることも。間取りだけでなく、高さも自由に変更できるのがTALOの自由設計です。