交差切妻屋根の大開口で明るいくつろぎの空間
友人のログハウスを訪れたときに魅力を感じ、自分が家を建てるときにはログハウスにしたいと考えるようになったというHさん。ご夫婦とも自然が好きで、それもログハウス建築を後押ししたそうです。
「2人とも神経を使う仕事をしているので、自宅はリラックスできる場所にしたいと思っていました。ログハウスは木の香りがして心を落ち着かせてくれます」とご主人。この家では、デッキで食事を楽しんだり、薪ストーブの炎を眺めながら会話を楽しんだりと、ご夫婦でくつろぎの時間を過ごしているといいます。
建てる前は室内が暗いというイメージがあったログハウスですが、「その心配は無用でした。大きな窓や天窓のおかげでとても明るいですよ」とも教えてくれました。
ご夫婦はこのログハウスに住み始めてから、DIYも楽しむようになったそうです。母屋の脇に建つ水色のかわいらしいミニログハウスは2人の共作。アプローチの階段も、重い石を手で運んで完成させたといいます。
「大変な作業もありますが、楽しみながらやっています」とご主人。その爽やかな笑顔が充実した暮らしを物語っています。
開放感たっぷりのLDK
デッキに面する掃き出し窓の上にも開口があるリビング。明るく気持ちのいい空間です
夫婦仲良く会話が楽しめるキッチン
料理をしていてもカウンター越しに会話ができるダイニングキッチン。ルイスポールセンのPH 5を吊り下げている金具は自作したものだそう
快適な仕事部屋
書籍が並ぶスタイリッシュなお2人の仕事部屋。掃き出し窓があるので明るく開放的です
効率のいいユニークな家事動線
リビングと壁を隔てた向こう側のスペースにクローゼットや洗面台があり、ぐるりと回遊できるようになっています。
トイレとバスルームはこのスペースに面しているので、どちらからでもアクセス可能。洗濯をして干し、取り入れて片付けるという動きを、ほぼこのスペースだけで完結させることができます
こだわりの北欧照明
玄関の照明もルイスポールセン。フィンランドログに合わせて北欧の照明を選びました
ゆったりとくつろげる広いデッキ
玄関、リビング、個室をすべてつなぐ長いデッキ。見晴らしのいいこのスペースでくつろぐことも多いそうです
2人で建てたミニログハウス
薪づくりに使うチェーンソーや電動工具などを収納しているミニログハウスは、ご夫婦2人でセルフビルド。母屋と同じカラーリングにして統一感を出しました