先週、お客さまのログハウスを撮影にうかがいました。広い敷地にハーフビルドで建てられたコンパクトな平屋。敷地全体のランドスケープからインテリアの小物一つまで、お客さまのこだわりが詰まった、小さな宝物のような素晴らしいログハウスでした。
印象的だったのは、お客さまの「この建築物はあえて(ログハウスではなく)ログキャビン(丸太小屋)と呼んでいる」という言葉。
別荘としてのログハウスから転じて、日本のログの住宅需要がグングンと伸びていた頃、ログ業界では「ログキャビンからログハウスへ」という言葉をスローガンのように使っていた時期がありました。そこからぐるっと一回りして、「いま、あえてログキャビン」。丸太小屋の魅力の原点を見つめなおす時期なのかな、と感じた撮影でした。